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本社のお金を動かす23歳!結婚生活との両立にもチャレンジしている、経理財務課の若きエース。

update:2022.04.30

谷口睦美/2018年入社/管理部 経理財務課

23歳で経理財務課の主任に昇格

熊本県山鹿市にあるリブワーク本社に、社長室はない。社員たちと同じフロアに置かれた、社長のデスク。その目の前に、彼女のデスクはある。「谷口さん、ちょっといい?」と社長に声をかけられ、パートナーのように相談し合っているその女性社員の年齢を聞くと、たいていの人は驚くだろう。

管理部経理財務課で主に財務を担当している谷口睦美は、1998年生まれの23歳(掲載時)。簿記の専門学校を卒業後、2018年にリブワークの前身・エスケーホームに入社した。その後めきめきと成長し、23歳で早くも主任に昇格。今や幅広い業務を任される、経理財務課の中核的存在になった。例えば、業者さんへの支払いや、個人のお客様の精算。ガソリン代や通行料など、社員が立て替えた経費の支払い。さらには年間の資金計画を立て、会社の口座間で資金を移動するのも彼女の仕事。まさに本社の現金を管理し、実際に動かす仕事といっていい。だからこそ、誰よりも実感することがある。リブワークの成長だ。「会社の預金は毎日チェックしています。だから目に見えて成長しているのがわかりますね。社員も増えたので、最近は立替分を精査するのも大変になってきました」と嬉しそうに笑う。

身にしみた経理の責任と重み

「高校時代は勉強が嫌いだった」という谷口。でも専門学校での勉強は面白かった。「数字がぴったり合ったときの快感」にはまり、2年間で簿記の2級を取得。実家から近かったエスケーホーム(現・リブワーク)の採用試験を受けた。そのきっかけを作ってくれたのは、専門学校の教頭先生だったという。谷口自身はエスケーホームのことを全く知らなかったが、教頭先生は瀬口社長にほれこんでいた。社長の講演を聴き、「あの会社はいいよ!」とすすめてくれたらしい。

入社したときは20歳。当初は失敗もした。振込先を間違えて、真っ青になったこともある。平謝りしてなんとか返金してもらい、上司に報告。どんなに怒られるだろう…と覚悟をしていると、上司からは予想外の言葉が返ってきた。「間違えたものは仕方ない。次からは失敗しないように」。谷口はあっけにとられた。と同時に、「怒られないことで、余計に反省しました。それ以来、慎重にチェックするようになりました」と振り返る。「経理といっても人間。ミスはあるんです。今は後輩にも、同じように接しています」。
 だがそんなやさしい上司も、ある一点については厳しかった。「経理は、白じゃなきゃいけない。グレーゾーンという言葉があるけれど、経理にとってグレーは黒だよ」。帳簿のわずかな誤差や、いいかげんなチェックは、会社の信用失墜に直結する。上場企業になった今、上司からの教えはさらなる重みを増して、谷口を支えている。

お客様に会わない自分にできること

経理の谷口が、お客様と直接会うことはない。だが彼女にはこんな自負があるという。「家づくりの過程で、いちばん最後に接するのは私たちなんです」。完成した家をお引き渡しする際、営業はお客様に1枚の書類をお渡しする。最終的な工事代金や諸費用、自己資金や融資額などを計算した一覧表、それを作成するのは経理なのだ。「経理は、お客様とはいちばん会うことのない部署。でも、いちばん間違えられない部署でもあると思うんです。営業、設計、施工とつないできた信頼を、守らないといけないんですから」。

最終ランナーの責任と誇り。それを胸に秘めた谷口は、誰に言われるともなく、ある流儀を続けてきた。それは、最後にお渡しする計算書を、必ず手書きで作成すること。もちろんパソコンで作る方が簡単だ。だがあえて彼女は、お気に入りのボールペンを使ってしたためる。「お客様に気づいていただけるかどうかは、わかりません。でも、それまでの感謝の気持ちを、私なりに少しでも伝えたくて続けています。お客様への手紙みたい?そうですね、そう思っていただけるとうれしいな」。

結婚した先輩がたくさんいる心強さ

そんな谷口は、プライベートでも周囲を驚かせている。なんと22歳で結婚。だが結婚後も働き続けることに迷いはなかった。「本社にいる事務系の女性社員はほとんど結婚していますからね。たまに子どもが風邪などをひいたときも、まわりも嫌な顔ひとつせずに、保育園に送り出してあげています。なかには子どもを会社に連れてきて働いている先輩もいましたし、男性社員も育児休暇を積極的にとっていますよ」。

実際、主婦業も順調に両立できているそうだ。繁忙期を除けば、18時半には退社。それから夕飯用の買い物に行くのかと思いきや、買い物は昼休みにすませてしまうのだという。「この時短テクニックは、先輩に教えてもらったんですよ(笑)。先輩がたくさんいるので心強いですね」。

働くほどに、良さを感じる会社

一方、今の悩みは、朝早く起きるのが苦手なことだとか。「だから会社に、フレックス制の導入を希望しているんです。社員が働きやすいよう融通してくれる会社なので、チャンスはあるかな~と期待しています(笑)」。

休みも、経理財務課は比較的とりやすいのだそうだ。「課内のみんなで話し合って、仕事に支障がなかったら、それぞれの都合で休めるんです。だから1年目は月イチで旅行に行ってました。これから子どもが生まれても、子育てとの両立に不安はありませんね」と谷口は自然体で話す。

昨年には早くもマイホームを建てた。「もちろん、リブワークで建てました(笑)。商品の良さをいちばんわかっていますからね。間取りも比較的自由だし、住んでいて温かみがあります」。

学校の先生にすすめられるまま入社した会社だったが、年を重ねるごとに、「この会社でよかった!と感じています」と谷口。そんな会社とともに成長していくことが、これからの目標だ。「できる限り長く働き続けて、経理に関することならなんでもできるようになることが目標です。そんなこと言ってたら、将来“おつぼねさま”になっちゃいそうですね(笑)」とやわらかくほほ笑む彼女。「この会社に入った時に驚いたのは、皆さんがとてもやさしいことでした。だから私も、今から入ってくる人たちにとって、安心感を与えられるような存在になれたらいいなと思っています」。