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やりたい仕事も、充実の待遇も。 両方大事にしたいから、 僕は、リブワークを選んだ。

update:2022.01.11

田嶋征也(31歳)/中途入社4年目/建築部設計2課 課長

お金では得られない充実感が、ここにはある

就活での僕の企業選びの軸は、いかに給料が良いか。あの時はお金が全てでした。とにかく待遇の良い企業をピックアップして、決めたのは大手の建築会社。主に商業施設の設計業務を担当していました。たしかに待遇は良かったのですが、仕事に張り合いがなくて。クライアントは作ってもらって当たり前な態度で、自分が初めて設計に携わった施設が建った時も、全く達成感が感じられませんでした。引渡しは、ただ書類にサインして終わりです。こういうのって、誰かが喜んでくれるものじゃなかったのかと、呆気に取られてしまったのを今でも覚えています。

仕事はお金じゃないのかもしれない。ふと気付いたときには、転職を決めていました。次は少なくとも、自分が設計して建ったものに対して、喜んでくれる人がいる仕事がいい。だとしたら、住宅設計か。次は設計事務所に行こう、その方が密に自由に仕事ができるだろうし。あれほど待遇に固執していた僕だったのに、この時ばかりは即決。そうして転職したのが、小さな設計事務所でした。期待どおり、実際に住むお客様とじっくり話をしながら進められるのが嬉しかった。給与が手取り10万円ぽっちだろうが、残業時間がとんでもないことになろうが、関係ありませんでした。心の底から、仕事が楽しいって思えたから。しかしその設計事務所も家庭の事情で退職せざるを得なくなり、再度転職活動をはじめることに。

もともと瀬口社長のことは、就活のときから知っていました。エスケーホームの説明会に参加したことがありましたから。改めて社長と話をさせてもらったら、すぐにリブワークの可能性に魅力を感じました。失礼かもしれませんが、僕は社長のことを尊敬していますが、人として大好きなんです(笑)。前職の大手ハウスメーカーでは社長に一度も会わなかったし、設計事務所の社長は特に厳しい人でしたしね。入社して衝撃だったのは、社長が僕らと同じフロアで仕事していること。とにかく社員との距離感が近いんですよ。直接電話しても出てくれますし、SNSの返信も早い。何より瀬口社長は言ったことは全て達成する人。だからついていきたいって思うんです。

自由だからこそのやりがいと苦悩

リブワークの売りは自由設計の注文住宅。お客様のやりたいことはとことん追求できます。建売の決まった図面を書くよりも「こうした方が外観格好いいですよね」とお客様と話をしながら設計ができるのも面白さのひとつです。うちは契約前の無料提案で2回まで、図面をお客様にお見せするのですが、営業から「この図面で一発OKです!」と即契約が決まった時は嬉しかったなあ。ご要望としては、車が2台入るガレージがあること・ガレージから玄関まで濡れずに行けること・寝室の外に煙草を吸えるスペースがあること、の3つ。自分でも図面を見て、完全にハマった!と思えたので手直しなしでOKだったのは、設計士冥利に尽きるの一言。まあ、こんなことはほとんどないんですけどね(笑)。

今はSNSで大量に事例を見ることができる時代。今やお客様のほうが流行や新しいデザインに詳しいんです。だから常にアンテナを張って、新しい情報を吸収していかなければいけない。お客様ごとにLINEグループをつくり、「こんな外観にしたらどう?」とメンバーからは写真が次々に投下されていきます。他社では専門の企画開発部があるのかもしれませんが、うちでは設計の1年目や2年目の若手メンバー中心に意見を出しています。「これ、どうやって作っていると思いますか?」と写真を見ながら意見交換する姿を見ていると、うちの若手の成長スピードの早さの所以が分かります。

自由設計だからこその難しさも当然あります。いただいたご要望は技術的に実現可能なのか、法律に違反しないのかのチェックが本当に大変で。県によって規定や法律の解釈が異なることも多々あり、着工直前に県からNGが出た時は目の前が真っ白になりかけたこともあります。100%思い通りの家づくりはなかなか実現できないもの。しかし、たとえ県からNGが出た図面であっても「県からNGが出たので、出来ません」とは言いたくないじゃないですか。お客様にとっては、一生で一度の家づくりなのだから、どう修正すれば施工可能なのかまで確認して提示するべきだと思うんです。だから後輩には極力食い下がって交渉をしてきて、と伝えています。粘り勝ちすることだって珍しくないんですから。

課長として、設計士として。リブワークで働くとは

グループ会社のリブサービスの社長、難家さんと話をしていたときのこと。何気ない会話の中で「僕、月曜日が嫌じゃないんですよ」と言ったら、一言、君変わってるねと(笑)。だって、会社楽しいんですもん。もちろんキツいときもあるけれど、嫌いじゃない。前職の時は日曜夜になったら憂鬱でしたが、リブワークに来てから全くなくなりました。ひとつは、人間関係の良さが理由かな。課長として会社は「みんなが楽しく仕事ができる場でありたい」と思うから、それぞれの長所を生かした采配ができるようにしています。それに、言いたいことが言える風土もいいですね。意見交換も健全な議論になるから。僕も間違えている時は怒るし、素敵な仕事をしていたら当然褒めます。褒められるのが嫌いだと公言する後輩には、わざとたくさん褒めるようにしていますし、後輩たちも僕のことをよく弄ってくる。いい関係性が作れていると思います。

また、昨年子どもが生まれたのですが、事前に別の課長二人に連絡をしていたところ「任せてくれていいから、行っておいで!」と明るく病院へ送り出してくれて。おかげで安心して出産に立ち会うこともできたので、精神的にも助かったということがあります。本当に休みや働き方の面では、融通を利かせてくれることも多く、働きやすいです。

この会社に入って、お金がすべてじゃないんだって気づけました。どんな仕事を、誰とするかの方がはるかに大事だって。前職の会社を経験して学んだことも多いけれど、リブワークではさらに濃密な時間を過ごせていると思います。それに、大手ハウスメーカーに居続けたとして、今この年齢で管理職は任せてもらえていなかったでしょうし。柔軟性のある仕事ができて、責任あるポジションを任せてもらって。待遇にも1mmも不満はありません。まさに、大手と設計事務所のいいとこ取り。入社してからずっと胸にあるのは、瀬口社長が言った「100人の社長をつくる」という言葉。いつかは、僕もと思うけれど、今は後輩を育成して会社を支えていかなければ。そして来たるべきときに、羽ばたいていけるよう設計士としての自己研鑽も忘れずに。