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新人だらけで始まった画期的プロジェクト「マイロボ」。その初期メンバーがチームの素顔と奮闘の日々を語り尽くします!

update:2022.10.27

<マイロボ班のメンバー/登場人物>
宮本里佳(31)2021年入社/設計1課/プロジェクトリーダー/熊本出身
アパレルの販売員から、住宅業界専門のPR物制作会社を経て、リブワークに転職。

岡澤栞太(23)2021年入社/設計1課/サブリーダー/福岡出身
専門学校で建築を学び、4年生の時に建築士の資格を取得 趣味は旅行とドライブ。
和歌山県と三重県以外は制覇した。

松崎祥治(24)2021年入社/設計1課/宮崎出身
大分の大学では空間デザインを専攻 仲間を集めて建築研修会も立ち上げた。

釜賀ありさ(22)2021年入社/設計1課/熊本出身
専門学校で商業施設のデザインを勉強 バイト先は2年間同じケーキ屋。
店長の失敗作を食べるのが楽しみだった。

春木華衣(26)2021年入社/設計1課/熊本出身
施工図作図事務所で働きながら夜間の専門学校で建築を学び、リブワークに転職。
現在は、マイロボ班から設計業務担当へ移動。

重田華希(23)2021年入社/設計デザイン課/福岡出身
熊本の大学で建築を学んだ 大学時代はバドミントンのサークルに所属。
旅行も好きでディズニーランドがお気に入り。現在は、マイロボ班から設計業務担当へ移動。

■「マイロボプロジェクト」とは?

―まずは皆さんのお仕事について教えてください。「マイロボ」って何ですか?

宮本: 「マイロボ」とは、「マイホームロボット」の略で、当社が開発しているシステムの名前になります。簡単にいうと、お客様にプランを提案したいときに、ボタン1つで欲しいプランとCGがすぐにあがってくる、というシステム。初期提案のスピードとクオリティを飛躍的に底上げすることができます。

宮本里佳 宮本里佳

岡澤: もう少しかみ砕いて説明するなら、図面の検索システムですね。世の中にあるたくさんの図面を集め、CGと一緒にシステムに組み込んでおくことで、「こういう間取りの図面が欲しい」となったときに、タグを入力すると、AIが選別して、図面とCGを表示してくれるんですよ。だから最速、最短で、オーダーメイドの提案ができるんです。

―リブワークで使うもの?

宮本: いえ、全国のいろんな工務店や不動産業者を対象に、販売をしています。

―世の中にある図面をどうやって収集するんですか?

岡澤栞太 岡澤栞太

岡澤: 世の中にはいろんな家が建っていますよね。その図面を書籍やインターネットなどから収集したり、リブワークが今まで作ってきた図面をマイロボの中に組み込んで、検索できるようにするんです。

重田: 図面は、図面集や書籍のほか、インスタからもってくることもあります。でもそのままでは使えませんので、マイロボに組み込めるよう体裁を整えたり、修正をしたりします。営業さんが適切に検索をかけられるよう、タグをつけてみたり。

重田華希 重田華希

―CGも皆さんが作成しているんですか?

宮本: そうです。今は私と松崎君が主に担当しています。CGのクオリティも高いですよ。画面に付いてくるCGは、外観のイメージCGが3パターンと、内観のCGが1パターン。そのうえオプションで、VR(バーチャルリアリティ)も付けることができます。そこが「マイロボ」の大きな強みでしょうね。

■前例のない仕事に挑む日々

―マイロボプロジェクトはいつ始まったんですか?

宮本: かなり前から話はあったようですが、本格的に進み始めたのは2021年の7月からですね。2022年6月に、無事リリースすることができました!急ピッチで作り上げましたね。

―皆さんが配属されるまではどこまで進んでいたのですか?

宮本: 実をいうと、ほぼ1からのスタートだったんですよ。システムのルール作りや、要件を整えるところから始めましたから、最初の2か月は、あーでもない、こーでもないと、みんなで頭を悩ませながら、悪戦苦闘の毎日でしたね(苦笑)。

―このプロジェクトの大変なところは?

宮本: まずはとにかく作業の量が多いこと(笑)。私はCG担当だけど、気づいたら1日たってる感じです(笑)

春木: 単純作業が多いので、モチベーションを保つのも大変ですね。そのゴールに向かって、図面を集めて、修正して…の繰り返しなので。

春木華衣

重田: ひたすら図面を集める毎日、地道な仕事だよね。

釜賀: 正解がないこと、ということも、このプロジェクトの難しさだと思います。だから何度も何度もミーティングを繰り返して悩んできたし、しかも当時1年目の社員だけの班なので、質問できる先輩がいないという点も大変だったかな。

松崎: 確かに、誰もやったことのない仕事なので、頼れる人が少ないつらさはあったよね。

岡澤: 仕組み作りから始めて、その後どう進めていけばいいかも、自分たちで考えていかないといけない。単純作業も多いし…。だからこそメンバーのモチベーションは大事にしてきました。

―メンバーのモチベーションを上げるための工夫とは?

岡澤: 数字の見える化ですね。進捗状況を小まめに共有して、日頃の頑張りを目に見えるようにしたり。

釜賀: 1日ごとの細かい目標もあるので、それを達成していくことはやりがいになっていましたね。

■ビッグプロジェクトを任された新人たち

―リーダーとしては、新人に任せる不安はありませんでしたか?

宮本: 方向性を決めるのは大変でしたが、決まったら、みんなに任せてきました。任せる前は不安もありましたが、みんなと話してみて、問題ないなと思いました。その判断通り、その後はみんな、びっくりするようなスピードで仕事を覚えていきましたよ。

―皆さんがリブワークに入社した理由は何だったのでしょう?

宮本: 私は熊本にあるPR物の制作会社で働いていました。チラシからCG、動画まで、いろんなものを作っていて、仕事は面白かったのですが、会社も自分自身も、これからどんどん成長していくという感じではなかったんですよ。私は常に前進することや、新しいことにチャレンジするのが好きだったので、数年前から物足りなさを感じていました。一方、リブワークは熊本の中ではすごく勢いのある会社じゃないですか。それでホームページを見てみたら、中途採用を募集していたので、エントリーしてみたんです。社長と話してみて、がんがん上をめざしていく姿勢にすごく共感しました。私ももっと新しい技術を身につけて、この会社とともに成長したいと思ったんです。

重田: 私の入社の決め手は、説明会のときの先輩たちのやりとりでした。社員同士がすごく仲良く見えたんですよ。

岡澤: それ、わかる。僕はインターンシップに参加したんですが、社員同士が言葉をかけあっている姿がすごくよくて。直感的に、明るさと風通しの良さを感じたんだよね。

釜賀: 私は、若い社員や、自分と年が近い社員が活躍しているところに、ビビッときました(笑)。ここに入ったら、やりがいを感じることができると思いました。あとはやっぱり、雰囲気の良さですね。私は就活で人間関係を重視していたんです。仕事はどんな会社でもきついものでしょう?たとえ仕事がきつくても、人間関係が良ければがんばれると思ったので。

釜賀ありさ

松崎: 僕は、成長中の企業だという点が、自分にあっていると思いました。完成された大手企業だと、すでにすべてが整っていますよね。建築と同じで、会社も自分で作り上げていくほうが面白そうだし、自分にあっていると思ったんです。また建築の中でも住宅を選んだのは、人により近いから。暮らしをデザインする仕事がしたいと思ったし、リブワークならそれができると思いました。

松崎祥治

春木: 私は大学を出た後、一度、就職したんです。施工図面を専門に作成している会社で、3DCADのオペレーターを3年経験しました。でもオペレーターって、言われたことをやるだけなんです。自分で考える仕事がしたくなって、転職を考えるようになりました。でも手に職がないと転職も難しいので、夜間の専門学校に通って資格を取って、リブワークに転職したんです。志望の理由は、ぶっちゃけ、家が近かったから(笑)。実家が山鹿にあるんですよ。地元の会社に貢献したいという気持ちがありました。

―「マイロボ班」に配属されたとき、最初はどう思いました?

重田: 住宅設計をするつもりで入社したので、最初は「えっ?」と思いました(苦笑)。がんばるしかないとすぐに切り替えましたけど、その時はとても驚きましたね。

岡澤: これからどうなるか、進め方も定まっていないプロジェクトだったので、そこは不安でしたね。

春木: 私も設計をできると思っていたので、正直、びっくりしました。でも実際取り組んでみると、他ではできない経験ができたと心から思います。今はマイロボ班から一旦離れて設計業務を担当しているのですが、マイロボ班でたくさん図面を見てきたからこそ、間取り案の引き出しは他の同期などに比べてかなり多いんじゃないかなと思っています。

釜賀: 私は新しいことをやるのが好きなので、けっこううれしかったですね。

■試行錯誤の日々がくれた成長

―では、「マイロボ班」で働くやりがいは?

松崎: 僕はCGでパースを作る作業がいちばん好きなので、毎日楽しいです。ただこの先もかなりの量のCGを作ることになるとは思いますが(苦笑)。

宮本: 私たち、すごいペースでCGを作っているんですよ。普通はCGで1プラン作るのに1~2週間かけるものなんです。それを今、私たちは1日に最低6本作っています。たぶんこんなに作っている人は日本にいません(笑)。しかも、パースの専門業者もびっくりのクオリティ!松崎君もすごく成長していますよ。

松崎: 確かに、スピードとクオリティのアップを毎週実感しています(笑)。

重田: 短期間でさまざまな図面を見ることができるので、すごく勉強になりますね。この図面とこの図面は組み合わせができそう!とか。

春木: 初めてのプロジェクトだからこそ、自分たちで試行錯誤しながら作り上げていくやりがいもあると思う。間取り設計の仕事をできる会社はたくさんあるし、経験できる機会も色んなところに転がっていると思うけど、こういった1からのプロジェクトに携われる機会ってなかなかしたくてもできないことが多いから、すごく貴重な経験ができたと思います。

釜賀: 何度もミーティングを重ねて完成したマニュアルを見た時や、全体の目標をクリアした時の達成感は気持ちがいいですよね。

松崎: 少数精鋭のチームなので、誰が1人欠けても、目標は達成できない。毎日仲間に支えられているという実感があります。

岡澤: 会社にとっても初めてのプロジェクトなので、うまくいかないこともあるんですよね。毎日トラブルの連続なんだけど、だからこそそれを解決した時はやりがいを感じます。個人的には、業務の効率化を図るために導入した「ロケットマウス」というソフトのプログラムがうまく稼働した時はすごくうれしかった。あと、同期の営業から、「マイロボができるのを楽しみにしているよ」と声をかけてもらえたときは、力をもらえました。

宮本: 最初はみんな、「マイロボ班」に決まった時は、戸惑ったと思うんですよ。設計がしたくて入社してきたわけだから。でも、何万という数の図面にわずか1年でふれる機会はないんです。こんなふうにゼロから立ち上げるプロジェクトに、1年目から関わることもほとんどありません。だからこれで「設計者としてのキャリアが遅れる」ということはないんですよ。逆に、誰よりもストックが多い状態で設計ができるのはプラスだと思う。ベースが違うんだから。誇りをもってこのプロジェクトに取り組んでほしいなといつも思っています。

岡澤: 今年の7月にはまた新人の子たちがこのチームに仲間入りして13名という大所帯になりました。これからマイロボ班をみんなで盛り上げていきたいですね。

■マイロボが当たり前になる未来へ

―「マイロボ」に託す夢を教えてください

松崎: いつかは、世の中のすべての図面が「マイロボ」に入っている状態になるといいなぁ。

春木: 私は、「マイロボ」が、世の中にとって当たり前な存在になってくれたらと思います。まずは社内での初期提案をマイロボで定着させる。そしてそのノウハウを活かし、サブスクリプションとしてさらに多くの全国の住宅メーカーや工務店さんに使っていただけるサービスにしていきたいですね。

岡澤: スマホにおける「iPhone」みたいな存在になれたらいいよね。住宅販売に革命を起こして、図面検索なら「マイロボだ!」となるのが僕の夢。で、いつか言ってみたんですよ。あれ、僕が作ったんだよって(笑)。

釜賀: 完成したら、商品パッケージに開発者の名前が載るらしいんですよ。私もあわよくば、自分の名前が載らないかなぁと楽しみにしているんです(笑)。

宮本: 社長もよく話されるんですけど、住宅業界でのAmazonのようになれたらいいなぁと私も思っています。家を作る際にはこれが必須だ、といわれるようなシステムを作り上げることが目標。発売したら終わりではなくて、そこから改良も続けますし、使い込むほどAIが学習しますから、どんどん精度が上がっていきます。「マイロボ」がこれからどんなふうに成長していくのか、私も楽しみなんですよ。

■仲間と成長。リブワークで手に入れたもの

―個人的な今後の目標も教えてください。

宮本: 私は、自分のプレゼン能力の向上を図りたいと思っています。最近、コンペ用のCGも作らせてもらっているんですよ。お客様に選んでいただけるような、必ずコンペで契約を勝ち取れるような(笑)、CGを作っていきたいです。

重田: 私も春木さんと同じで、今は住宅設計を担当しているのですが、その中でも高齢者の方が暮らしやすい家を作ってみたいと思っています。大学時代は祖母と暮らしていたので、その経験をいかせたらなと。

釜賀: 私は店舗の設計をやってみたいんですよ。学生時代にずっとケーキ屋さんでバイトをしていたので、いつかケーキ屋を手がけてみたいですね(笑)

春木: 私は自分の家を設計するのが夢です。実家がかなり古くなってきたので(笑)、いつか建て直す時には、ぜひ自分で設計したいと思っています。

松崎: 僕が興味を持っているのは、リノベーション事業と、大型の商業施設。例えば、駅ビルですね。最近の駅ビルってどこも同じような感じじゃないですか。ちょっと違うものを作ってみたいんですよね。

―最後に、就活中や転職活動中の皆さんにメッセージをお願いします

重田: 私が就活で大事にしていたのは、職場の人間関係でした。そして今、実際、皆さんと仲よく働けています。仕事が大変でも、周りが相談しやすければがんばれます。そこは大事なポイントだと思いますね。

岡澤: 同期は本当に仲がいいよね。それはすごく大事。僕も支えてもらってきたおかげで、がんばってこられたので。それにリブワークは、前例のないこれだけのプロジェクトを新人に任せてくれています。そこをどうとらえるかですよね。毎日大変なんだけど、スキルはもちろん、トラブルが起きた時の対応力や、客観的に物事に向き合う力など、いろんな力が養われているのを日々感じています。

松崎: 確かに日々試行錯誤で、壁にぶつかっては、突破しての繰り返しだよね(笑)。でもルールやマニュアルがなければ、自分たちで作ればいいと僕は思ってる。従うだけの受け身の働き方じゃなく、積極的な働き方ができるのが、「マイロボ班」の醍醐味だし、この会社の魅力だと思います。だから受け身な姿勢の人には厳しい会社かもしれませんね。逆に、自分はこうしたい!と思ったらすぐにやれる会社なので、どんな仕事も前向きに楽しんだらいいと思う。

春木: 会社の知名度や規模だけじゃなくて、そういう「社風」をしっかり見極めて、自分にあう会社を選ぶことが大切だと思うな。

釜賀: 私はリブワークに入社してすごく成長できたと思っているんですよ。もともとは物事を積極的に進めるタイプじゃなかったんです。でもここで働くようになって、なんでも自分からやるようになりました。親からも、よくがんばってるねといってもらえます。うれしいです(笑)。

宮本: 今、「マイロボ」を通じて、新卒のメンバーが世の中の数千、数万の図面にふれながら、CADでプランを作成しています。こんな経験ができる会社はリブワークの他にありませんし、将来必ず、みんなの強みになります。決して楽な業務ではないけれどね(笑)。でも、向上心がある者同士がお互いを励まし、刺激し合いながら、どんな壁も乗り越えていく。それがリブワークらしさだと思います。興味がある方は、ぜひエントリーしてみてほしいなと思いますね。